2019年04月
月刊『うたらば』様に投稿した短歌(2019年4月号テーマ「菜」)に短歌が採用されました。
月刊うたらば4月号の採用歌をモーメントにまとめました。ざっと読みたい方はぜひこちらをご活用くださーい!
— うたらば|短歌×写真のフリーペーパー (@utalover) 2019年4月14日
⚡️ "月刊うたらば2019年4月号|テーマ「菜」"https://t.co/RZINh2JNdv
菜の花というより菜菜菜菜の花が菜菜菜並んで菜の花畑 / 石川ノラネコさん @norakajin #jtanka #utalover
— うたらば|短歌×写真のフリーペーパー (@utalover) 2019年4月14日
花街も春の夜の夢摩天楼
千年のちも
舞い散る桜
神田明神下は昔は花街として栄えていたが、今ではわずかに料亭と小料理屋が残るのみ。向こうには天にも届かんばかりのビル(摩天楼)が建っている。しかし、その建物もいつかはなくなる日が来る。人の栄華は儚い。だが、桜は代を替えて千年のちも舞い散ることだろう――春が巡るたびに。
※写真は神田明神の桜。ビルは秋葉原駅前のダイビルと秋葉原UDX。なお、神田明神男坂のところにはかつて「開花楼」という料亭があり、正岡子規の所属した新聞「日本」の新年会や島崎藤村の結婚式が行われたりしました。その縁を引く料亭「新開花」が明神下にあります。
開花楼は「へなちょこ」という言葉が生まれた場所でもあります(へなへなの猪口→へなちょこ)。また、このあたりは夜待ち(観月)の名所でした。
プロフィール
石川ノラネコ
石川啄木に影響を受けて三行分かち書きで短歌を詠んでます。ニュースをネタにした時事狂歌や自分で撮った写真と短歌を組み合わせたフォト短歌(主に名所旧跡の写真と短歌の組み合わせ)も作歌してます。
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